霧の王宮、牡丹の初恋

  • 著者︰ 樹生かなめ
  • 発売日:2020年07月17日
    定価:本体680円+税
    花街の牡丹といえば、天女のような妓女。 でも実体は肝っ玉母さん系の男で!?

    朱華大帝国の貧乏長屋に住む、可憐で天女のような美貌を持つ香霧は、養父の借金を返すために妓女に化けて牡丹という名前で花街にでていた。ただ隣に座っているだけで大金を稼ぐ牡丹だったが、ある日、呉虞淵という若い武官に公金横領事件の取り調べを受ける。牡丹のもとに通っていた純朴な官僚・重陽の死を知り、王宮の闇を感じて憤った香霧は、王宮に潜入して自ら調べようとし──!?

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